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- 【アルバイトから初めての就職!】履歴書・職務経歴書の書き方~良い印象を与える書き方@職務経歴書編~
みなさんこんにちは!株式会社AltX 採用担当の菊池です。
前回は~良い印象を与える書き方@履歴書編~ということで、採用担当者からの視点でお伝えしました。 今回は職務経歴書について解説しますので、ぜひご覧ください!
職務経歴書は2種類の形式がある!?
そうなんです。大きく分けると下記2種類の作成方法があります。
- 編年体形式
時系列に業務内容をまとめていく形式のこと。職歴が一目で分かる点が最大のメリット。
習熟度を伝えるには有利な一方で、アピールポイントが埋もれやすいため、下線を引くなどの工夫が必要。
- キャリア形式
経験を職務分野別にまとめて提示する形式のこと。
担当業務がはっきりしている技術職の方やスペシャリスト、複数の分野の経験を積んできた方に向いており、転職回数が多い方にも適した書き方と言われている。
2つともそれぞれメリット・デメリットがありますので一概に「こっちが良いよ!」と安易にお伝えすることはできませんが、初めての就職を考えていらっしゃる方は編年体形式がマッチする方が多い傾向がありますので、今回は編年体形式で解説させていただきます。
「職務経歴書」の記載方法
①職務要約
ここはご自身が経験している経歴をコンパクトにまとめ、簡潔に相手に伝えるための掲載箇所です。
「・・・そんなこと言われても、経歴も少ないし何かいたらいいか分からないよ・・・」
って、思いますよね。分かります。私も昔はそうでした。笑
そんな時は、どこにポイントを充てるか?によって、より具体的で分かりやすい内容に仕立てることができます。
たとえば、仕事の中で工夫をして改善できたことや自分が出したアイデアが採用された!など、小さなことでも構いませんので何らかのトピックスがあれば要約の中に記載することで、ある程度興味を持ってもらうことができると思います。
ちなみに、意外とココ、重要です!
採用担当者は1日に何人もの書類選考をしますので、ここで心を掴むことができなければ最悪ここで書類選考不合格となってしまうことも・・・
逆に言うと、要約を分かりやすくまとめることができれば次の選考に進むチャンスが来るカモ!?
難しいですが面倒がらず、しっかり考えてみましょうね。
②職務経歴
「どの会社で」「どのくらいの期間」「どのような内容で」働いていたのかを分かりやすく伝えることがポイントです。
最低限、下記の内容を含めて掲載しましょう。
☑ 社名
☑ 就業期間
☑ 事業内容
☑ 従業員数
☑ 資本金
☑ 雇用形態
☑ 業務内容
・期間(異動がある際は、部署毎にまとめる)
・業務内容(部門業務、メイン担当業務)
・特記事項
自分が担当していたことを記載し、その中で工夫したことや改良/改善したこと、苦労したけどやり遂げたことなどを、エピソードを交えて記載することをおススメします。
採用担当者は「業務の中でどのような関わりを持って働いていたか?」「どのような考えをもっているのか?」というような観点で見ていることが多いですよ。
③活かせる分野・経験・スキル
自分が希望する職種の仕事内容をしっかりと理解した上で(ココ重要!)、これまでの経験から活かせる場面を想像できるように記載すると、評価を得られやすいです。
複数記載する場合は、多くても2~3程度に絞って記載すると見やすいですよ。
④資格取得
この資格全然関係ないし・・・ということで記載されない方もいらっしゃいますが、今まで努力をしてきた成果ですし、マイナスになることはあまりないですよ。
(全く違う系統のものがいくつも並んでいたりすると話は変わりますが・・・)
それに、自分では気付いていないけど実は活かせる資格があったりもしますしね!
⑤自己PR
ここが最大の見せ場!
応募企業で働くことを採用担当者にイメージさせることができるか?が一番のポイントです。
けど、ここが同様一番難しくて、そして重要な部分・・・ なので、また別の機会に解説させていただきますので、お楽しみに~♪
まとめ
色々と細かく書きましたが、履歴書編とおなじく「自分のことを全く知らない相手が理解しやすい内容で記載できているか」という観点で作成することが大切です。
書かなければならないことが多くて大変ですが、この2つの書類をキレイにまとめることで書類選考率の通過率やスカウトの受信数も大きく変わることがあります。
実際に作成したら、採用担当者や人材紹介会社の方などのプロに見てもらうと、自分だけでは気付かなかったアピールポイントや評価ポイントが見えてくることもありますよ。
当社で開催しているセミナーでは応募書類の添削も承っておりますので、ぜひ一度お越しください。