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コラム

クラウドでゲームサーバーを立てよう(1)サービスの選び方

はじめまして、泉と申します。

この度、クラウド入門として「自分専用のゲームサーバーを立ててクラウドに慣れよう!」という主旨のコラム執筆を担当することとなりました。

「クラウドについて取り組んでみたいけれど、何から始めたら良いのかわからない……」という方向けの、取り組みのきっかけになるようなコラムを連載いたします。 今回は「入門者がサーバーを立てるためのサービスの選び方」です。

まずはクラウドサービスを使ってみる!

こんにち、世間には沢山のクラウドサービス(IaaS)がありますが、「どのサービスを選べば良いのか分からない!」という方も多いと思います。

そこでお薦めしたいことは、「色々なクラウドサービスを実際に使ってみて、自分にとって使いやすそうなサービスを見つける」ということです。

一度クラウド上でサーバーを起動して接続してしまえば、その後はどのクラウドサービスを利用しても基本的に操作方法は同じになります。

逆に言いますと、「サーバーを起動して接続するまでの操作」はクラウドサービスによって異なります。

まずは使ってみて、ご自身の使いやすいクラウドサービスを見つけてみましょう。

ここで候補となるクラウドサービスを探すことになりますが、いくつか条件が考えられます。

無料で試せる、または従量制料金で利用できること

「まずは使ってみる」ために大きな出費をすることは避けたいものです。

「無料で試せる」、または時間制などの従量制料金で利用することで費用を最小限に抑えられるクラウドサービスを選ぶ方が良いでしょう。

個人で契約可能であること

入門者がゲームサーバーを立てる、という用途では個人でサービスを契約することになると思います。

クラウドサービスによっては、そもそも個人で契約することが難しい場合があります。

無料で試せるクラウドサービスの例

それでは、お手軽な「無料で試せるクラウドサービス」をご紹介します。

昨今のクラウドサービスは「お試し用に無料期間が用意されている」「一定の条件で無料で使い続けられる」といったものがいくつかあります。

クラウドについて詳しくない方もご存知であろう、AWSには多彩な無料利用枠が用意されています。

ただし、主要なサービスは条件付きの「12か月間無料」も多く、注意が必要です。
VMのサービス、「Amazon EC2」は12か月間無料で試すことができます。

AWSに並んで著名なクラウドサービス、Azureも無料利用枠が用意されています。

こちらも主要なサービスは「12か月間無料」となっています。
VMのサービス、「Azure Virtual Machines」は12か月間無料で試すことができます。

Google Cloudにも無料枠があります。

Google Cloudの特徴としては、AWSやAzureでは期間限定となっているVMのサービス、「Compute Engine」の無料期間が無期限となっています。

  • 国内事業者クラウドサービス

無料枠は基本的にありませんが、入門者がクラウドサービスを試してみる際には「国内事業者クラウドサービス」もお薦めです。

日本の企業によって提供されている、言語の心配をしなくていいという安心感があります。

一方で、国内事業者は個人が利用することを想定していないサービスが目立ちますので気をつけましょう。

筆者が個人的に利用してきた、個人利用可能なクラウドサービスをいくつかご紹介します。

まとめ

「入門者がゲームサーバーを立てるためのサービスの選び方」として、「まずは使ってみる」こと、そのために考慮すべきことを挙げました。

お読みいただくと「結局いつも聞くようなサービスが並んでいるだけでは?」と思われた方もいらっしゃるかも知れません。

ですから、「まずは使ってみて」一番使いやすそうなものを選んでみてください。

複数のクラウドを触ってみることで、ご自身のキャリアにどのクラウドを取り込んでいこうか、というところも見えてくると思います。


「キャリテク!」は未経験者を対象とした採用枠があり、入社後もしっかりした研修カリキュラム、そして未経験者が成長の軌道に乗りやすい仕組みがあります。
興味がある方は以下のセミナーに参加してみてください。
https://www.altx.co.jp/careetec/seminar/tokyo/

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