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インフラエンジニアの上達法
インフラエンジニアの津村です。
新生活が始まり、1人暮らしを始められた方もいらっしゃることでしょう。
自宅のLANは、どうされていますか?
僕は、スキルアップの方法の1つとして、業務用ルーターで自宅のルーターを置き換えてみる事を、オススメしています。
民生品のルーターのほとんどは、ウェブブラウザからウィザードに従って設定するだけで、すぐに使用する事が出来るようになっています。
CATV事業者などが貸し出す家庭用ルーターでは、それらの設定すら終わっている事も少なくありません。 これを、業務用ルーターに置き換えるのは、スキルアップの一つの方法です。
インフラエンジニアをはじめられて、ふと自宅で機材を触ってみたい方もいらっしゃるかも知れません。
昨今は、業務用のルーターやスイッチの中古品が、簡単に手に入るようになりました。
例えば、Cisco、ALAXALA(NEC)、ヤマハ、Fortigateといったルーター・ファイヤウォールが手に入りやすいようです。
家庭用ルーターでは、主に以下の機能がセットになっていますので、これらを順にルーターに設定していけば、思ったより早く自宅用のルーターを設定する事が可能です。
- PPPoEクライアント(フレッツ光などでインターネットに接続する為の機能)
- ip-ipトンネル(IPoEを使用してインターネットに接続する為の機能)
- DHCPクライアント(CATVなどでインターネットに接続する為の機能)
- NAPT(LANとインターネットの間で、アドレス変換をする機能)
- DHCPサーバー(LAN内のクライアントに、IPアドレスなどを自動的に設定する為の機能)
プライベートで機材を自由に使えることで、より解ってくることもあります。
例えば、ルーター製品とファイヤーウォール製品では、パケットの取り扱いが異なります。
また、業務で投入しているコンフィグの意味を、身をもって知る事も出来ます。
一部の製品では、仮想ルーター機能(例えばFortigateにおけるvdom)を使用出来ますので、あえて仮想化に取り組んでみるのも面白いかも知れません。
仕事のうちでは、課題は自然に設定されますので、自然とスキルが身につきます。
一方、自宅で勉強用のルーターを購入して持て余してる方も、中にはいらっしゃるようです。
これを機に、自宅のルーターを置き換えてみて、スキルアップしてみてはいかがでしょう?
よい課題のひとつですので、ぜひ取り組んでみてください。
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