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仕事しやすいPC環境の作り方・調整の仕方
インフラエンジニアの津村です。
皆さんは、仕事しやすいPCで仕事をしていますか?
今回は、「仕事しやすいPC環境」について考えてみます。
使いやすいPCはエンジニアの人権
先日、Twitterで「エンジニアの人権として、作業しやすいPCを支給するべき」という論議が盛り上がりました。
もちろん、明らかに「仕事にならないPC」「仕事に合わないPC」を支給するのは、論外です。
例えば、TeraTermの使用が前提なのに、強制的にmacを支給する、といったものも論外になります。
僕の中では、以下の定義があります。参考にしてください。
- 自分のタスクがストレスなくこなせるマシンであること
- 自分の心身にしっくり合う環境であること
- マシンの故障の際、最小限の影響で済むこと(代替のマシンの手配やリストアなど)
僕の場合、以下の対策をしています。これにより、万が一マシンが故障した場合でも、スペアのPCに数時間程度で引き継ぎをする事が可能です。
- 使いやすいPCを、常用の他にスペアを1台用意しておく
- すぐに作業が移行出来るよう、クラウドストレージ(One Drive Business)にデータを保存する
- ディスクの暗号化キー(BitLockerのキー)を、スマホにテキストでバックアップしておく
すぐに出来る環境調整
ハードウェアそのものを交換するのは時間もお金も掛りますが、すぐに出来る環境調整をしてみましょう。
ここでは、Windows 10 ProのノートPCでよくやるテクニックです。
画面の明るさを調整する
モニタの明るさは、皆さん調整していますか?
僕は、実は明るい画面を凝視出来ないので、常に暗めの画面を使うようにしています。
液晶モニタの設定や、PCのホットキーで画面の明るさを、自分に合うように変えてみてください。
これだけでストレスが減る場合があります。
画面の色・大きさを調整する
実は人によっては、こんな画面の方が落ち着く方もいらっしゃいます。
- 小さい文字を読むのが疲れる、画面の解像度を落としたい。
- 白背景を凝視するのは疲れる、黒背景やダークモードで使いたい。
- 実は色弱や色盲があり、色を見るのが辛い。モノクロ画面の方が落ち着く。
これらは、すべてWindows 10の標準機能で調整する事が出来ます。
また、ユーザーアカウント毎に設定されますので、他ユーザーに影響はありません。
皆さんの仕事環境の参考にしてください。
「キャリテク!」は毎月セミナーを開催しています。
興味がある方は以下をご覧いただき、セミナーにご参加いただきたいです。
https://www.kcct.co.jp/careetec/