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使われるエンジニアと生み出すエンジニアの違いとは?
こんにちは。吉政創成の吉政でございます。
あまり良い言い方ではありませんが、エンジニアは使われるエンジニアと生み出すエンジニアに分かれていくように思っています。
使われるエンジニアが良くないとか、レベルが低いとか言うつもりは全くありません。
本来、仕事は依頼者の要望に応えることなので、使われるエンジニアと言うのは素晴らしいことであり、たくさんの人に使われるエンジニアは人気のエンジニアと言うことになります。
そしてもう一方の生み出すエンジニアは、AIやロボット、何らかのソフトウエアを設計し、世に生み出すことのできるエンジニアになります。
使われるエンジニアを一足飛びにして、生み出すエンジニアにはなれません。
多くの人の依頼に応えられる優秀な使われるエンジニアになれた次の選択肢として、生み出すエンジニアが存在しています。この道を目指しても良いですし、目指さなくても良いです。ただ目指すのであればその違いを知っておいた方が良いと思っています。
多くの生み出すエンジニアの方々を見てきて思うのは、生み出すエンジニアになれる方は、ソフトウエアのアーキテクトができる人になります。
ソフトウエアアーキテクトになるための知っておくべきことは、以下だと思っています。
- コンピュータサイエンス
- そのソフトウエアの対象となる現場知見
- UX
- データ分析
人によって様々な定義があると思いますが、私なら上記の四つを挙げます。
簡単に言うと、コンピュータとコンピュータが使われる現場と画面とデータを知ることが大事と言うことです。
これらそれぞれは奥が深く、一個知ろうとしても、時間がかかるものです。
若い時からこれらの本を読んで、学んでおくと生み出すエンジニアに近くなっていくと思います。
そしてこれらの勉強は、使われるエンジニアとしての業務にも活きるので、早くから本を読んで勉強すると、日頃の開発業務にも活きてきます。
このように書くと、「勉強の話か、社会人になっても勉強したくない!」って思うかもしれませんが、学生の時の勉強と社会人になってからの勉強は大きく三つ違います。
一つ目、多くの社会人は学生の時の受験勉強みたいに勉強しません。勉強しないと社会人の方が多いと思います。それゆえに社会人になってからの勉強は差をつけやすいので、楽しいです。
二つ目、社会人になってからの勉強は、学生の時の勉強のようにやらされている感が少なく、仕事に役立つ勉強が中心なので、そもそもモチベーションが違います。
三つ目、学生の頃の勉強は全方位的な勉強なので、学びのスピードはあまり上がらないですが、社会人になってからの学びは掘り下げ型なので、学びのスピードが上がりやすいです。学びのスピードが上がると、「俺、頭いいかも!」って思えるので楽しいです。
これからエンジニアになる方は、将来の選択肢を増やすべく、1年目から是非、使われるエンジニアと生み出すエンジニアの両方の勉強を始めるとよいと思います。下記におすすめの本をご紹介します。
- みんなのコンピュータサイエンス
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4798154814/
コンピュータサイエンスの入門編の本としてお勧めです。
- UX言論
https://www.amazon.co.jp/dp/4764906112/
国内UX第一人者の黒須先生の本です。初心者には少し難しいですが、何回も読んで学ぶべきと思います。
- Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書 第2版
https://www.amazon.co.jp/dp/4798176613/
エンジニア向けのデータ分析の教科書として高い評価です。また、Pythonデータ分析試験の時期教科書です。
最後に未経験からエンジニアになりたい方へのお知らせです。
このコラムを掲載いただいているAltXでは、エンジニア未経験の方のエンジニア就職を推進しています。
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それでは今日はこの辺で