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将来のために時代の主流の技術を2つ学んで下さい。
社会人になり25年が過ぎ、Linux市場、XML市場の立ち上げ、PHP、Ruby on Rails、Pythonの認定試験団体の立ち上げなどを経験してきました。
私の名前「吉政忠志」でニュース検索すると700件以上の記事がヒットし、GoogleトレンドでエゴサーチしてもIT著名人と比べても引けを取らないようになりました。紙媒体で写真付きの掲載記事も大型のバインダで1冊になりました。
そんな私ですが、もともと理系の出身でもなければ、有名大学の出身でもなく、文系からそのままバブルの勢いに乗ってIT企業に就職した普通の若者でした。
IT業界でも年収もトップクラスになり、楽しく仕事ができているのも、その時代の中心的な技術に携わることができたからだと思っています。今回、皆様にお伝えしたいのはそのことなのです。
これから、IT業界の門をたたこうとされている方は、特に、これから流行る技術を最低二つは身に付けてほしいと思っています。すでに普及していてこれから衰退していくCOBOLやJavaではだめです。これから普及していく技術がいいのです。
これから普及していく技術は、多くの関係者が経験が浅いので、あとから入ってきた方でも追いつきやすく、技術者が少ないので、経験が多少浅くても仕事を経験できるので、成長しやすいのです。これから普及していく技術者仕事量も増えていくので、経験を積むチャンスが多いのです。
それではなぜ、最低二つ技術を抑えていただきたいかというと、仕事において技術を限定すると仕事にならないことが多いからです。
例えば、一つの技術で作られているシステムはほぼなく、通常複数以上で構成されていることが大半であるからです。その時に「私はこの技術しかできないので他は、、」と言ってしまうと、次から仕事の依頼が来にくくなります。
また、複数の技術を学んだほうが、より理解が速くなるのです。これはどういうことかというと、複数の視点で学ぶので、技術の本質がわかるため、新しい課題があっても「たぶんこんな感じ」ということで解決しやすくなるからです。
では、どういう技術を複数学べばよいかというと、そのカテゴリ毎で複数学ぶと良いと思います。例えば以下になります。
<システム・カット>
・インフラ系
・Web系
・業務システム系
・モバイル系
<技術カテゴリカット>
・サーバ
・ネットワーク
・アプリケーション言語
など
ちなみに若い方にはコンシューマー向けのシステム経験よりもエンタープライズ系の経験を積まれることを私はおすすめします。
コンシューマー系は、ネットビジネス系やSNS構築など、コンシューマー(一般消費者)を対象としたシステム構築の話です。 これらの仕事は、多くの日本人が知っている仕事なので、「私、XXXのシステム構築に参加したんです」というだけで「おー!」となったりします。
一見よさそうではありますが、流行り廃りが速く、結局転職回数を重ね、給与が上がらなくなっていく人が多いです。若い時は給与が安くてもいいんです。結婚されたり、家が欲しくなったり、子供を育てたくなったり、親の介護をしなければならなくなったり、会社を興したくなったりする時があると思うのです。この局面ではお金が必要なのです。ご自身の人生の節目でお金が必要な時に、お金がある人生を進めたいです。
全てのエンタープライズシステムに従事する人がお金に不自由ない生活をしているわけではありません。
しかし、エンタープライズ系のほうが単価が高く、長く働けるので、給与が上がりやすいのです。
このコラムを掲載いただいているAltXはPythonとネットワークという時代の中心的な技術を未経験者に教えて、一人前に育てている会社です。
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