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インプットとアウトプットのバランスと量でその人の成長はほぼ決まる。簡単な話なので是非やってみて!
こんにちは。吉政創成の吉政でございます。
大雑把なタイトルですが、正直に言って、ほぼこれで決まるといっても過言ではありません。
社会人になって効率的に成長するための方法などは様々な本やネット上にあふれています。それぞれにノウハウが詰まっていて参考になる部分もあると思います。そういう情報も是非、読んでおいたほうがいいとは思います。
でもですね、このコラムで言いたいことも是非理解してほしいのです。これからIT業界に飛び込んでエンジニアになりたいという方は特に聞いてほしいです。
大前提の話ですが、すべての技術は世に生まれた瞬間から陳腐化が始まります。つまり極端な話、一年目で学んだ技術は、その後アップデートしなければ、3年後は3年前の技術になってしまっているということです。ITエンジニアとしての仕事は、常に最新の技術で行うことが多いです。よって、常に最新の情報を得ることが大事なのです。
ちなみに入社時に研修があって、その時点でいろいろ学ぶと思うのですが、そのあとの情報入手は自分で行う(インプット)のが基本なはずです。このインプットがどれだけできるかというのは結構大事な話で、成功するための前提の話です。
ITエンジニアの武器は技術と経験だと思いますが、技術が最新でなかったり、初心者レベルの技術しかなかったら、難しい仕事をさせてもらえないので、経験が伸びません。
書籍での勉強と自宅環境での技術検証、ネットでの情報収集やコミュニティでの交流など、最新の技術を常に得ていくことが成長のために重要だったりします。
この時点での勝負はこのインプットの効率化です。
ITエンジニアとしての経験年数が高まると、後輩ができたり、プロジェクトリーダーになったりして、自分の時間を自分のためだけに使えなくなっていきます。
その時にインプットが効率的でなくなっていくので、ITエンジニアの武器である技術がなまっていきます。それゆえに、自分の時間を自分のためだけに使える若い時に、情報インプットを効率的に行えるような術を身に着けることが本当に重要になってきます。
インプットの効率化??というと難しいお話に聞こえるかもしれませんが、多くはネットでの検索上手になることや、本の高速な読み方だったりします。これは数をこなせばうまくなることです。
エンジニア向けの検索ノウハウについては「プログラマー 検索力 ググる 検索テクニック」などで検索するとかなり出てくるので、目を通すとよいでしょう。
本の読み方ですが、本にもいろいろありますので、まずは良い本を読むのが大事です。
その業界の有名な人(良くセミナーに登壇していたり、コラムを書いていたりします)が書いている本や、先輩のお勧めの本を読むとよいでしょう。
そして、高速に読むためには、最初に「前書き」と「目次」を読んで、おおよそのあらすじを理解してうえで、読んでいくのがコツです。あと、「速読」を習ったり、速読の本をざっと読んでみるだけでも、読むのが速くなります。
いずれも簡単なノウハウなのですが、続けられるかどうかで職業人生は分かれていきます。ほんとですよ。本気で取り組みたい方はしっかりやるべきです。
そして、インプットができるようになったら、今度はアウトプットです。仕事でのアウトプットはもちろん、社内勉強会用の資料を作ったり、技術コラムを書いたりなどのアウトプットの話です。
インプットが多くてアウトプットが少ないと、知識ばっかりの頭でっかちの経験不足な人になってしまいます。
この状態になると、経験をすることが怖くなったりもするので、必ずアウトプットを出すようにして、アウトプットのフィードバックを受けて自分を鍛えることをお勧めします。
この話はまさに恥は一瞬、後悔は一生的な話です。 アウトプットによって得られたフィードバックによって、さらなる学習の機会を得たり、気づきがあるので、インプットを引きおこし、これがインプットとアウトプットのサイクルになっていくのです。
若いうちに粗削りでもこのサイクルができると、将来が楽しみな若者になります。結局、勉強と経験が大事ということですね。
一生涯、勉強か!と思うかもしれませんが、サイクルが回れば楽しいです。ほんとですよ。
ちなみに、このコラムを掲載いただいているAltXでは、IT未経験者向けにITの基礎、ネットワーク、Pythonの基礎技術を学べる研修が充実していて、これからITエンジニアになりたい方にはお勧めの会社です。入社後の研修やお仕事などのご質問は技術キャリアセミナー 〜IT業界のリアルを知ろう〜で個別に質問できます。入社前のことから入社後までリアルな話が聞けると思いますよ。興味がある方は以下をご覧の上、是非ご参加ください。
https://www.kcct.co.jp/careetec/seminar/tokyo/
それでは今日はこの辺で