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会社選びの時に参考にしてほしい、有休消化率
こんにちは。吉政創成の吉政でございます。
私が新卒そこそこの頃の転職の際に、会社選びの基準は「業績」とか「社員数」とか「知名度」で選んでいた時期があります。それは、それ以上のことはよくわからなかったからです。
そこで、今日は転職を考えている方に少しでも参考になればと「有休消化率」について触れてみます。
実は「有休消化率」は有給が消化できているという意味だけではないため、どのような意味があって、それゆえに会社選びの一つの基準になっているということをこのコラムでご理解いただければと思います。
ちなみに有休は有給休暇の略になり、給与が支払われる休暇という意味合いになります。このように書くと有休と書くのが正しくて、有給と書くのが間違いのように感じる方もいると思います。
実際は「有給休暇」の略としては「有給」も「有休」もどちらも使われるので、どちらを使っても間違いではありません。
但し、「有給」は「有給休暇」以外にも「有給研修」のように、給与が支払われるという意味で、他の使い方もありますので、一応認識しておいてください。
ただ、普通は「有給」といえば、「有給休暇」を指すのが一般的ではあります。
「有休消化率」の意味とは
さて、本題です。有休消化率は「実際に有休を消化した日数/付与された有休日数」の割合ということではありますが、この割合の背景にはいろいろな意味があります。
以下では有休消化率の高い会社の特徴を書きます。以下を見ることによって、有給消化率の本当の意味も分かってくるのではないかと思います。
有休消化率が高いところは、一般的に、有休を取得しやすい環境が整っていることを意味しています。
例えば、人員不足で社員が忙しすぎて有休を取得しにくい会社は有休消化率が下がったりします。
また、有休消化率が高いところは、一般的に、社員が残業を過多に行わなくても仕事を回せているため、効率的に仕事を行いやすい環境が整っていることが多いです。
効率的に仕事をこなせない環境の会社では、売り上げを上げるために社員が大量の残業を行い、利益を出すために、社員がサービス残業を強いられるようなケースもあります。
有休消化率が高い会社は、そのようなことがないということになります。
そして、有休消化率が高い会社は、往々にして社員が計画的に有休を取得できる環境で仕事をしていることになるので、社員の負荷が少ないです。
よくある悪い例は、社員の仕事が忙しすぎて、なかなか有休を消化できず、期末になってまとめて有休消化をするような例もあります。
しかし、一般的には期末に有休を大量に消化されると業務が止まってしまうので、有休を消化しているはずなのに、在宅のまま仕事をしているような会社もあると聞いています。
以上のことから「有休消化率」が高い会社は、社員に大きな負担がかからなくても利益が出せる体制と労働環境が整っていることの裏付けになります。
これは社内が健全に運営されていることの一つの基準になるのです。もちろん、「有給消化率」だけが優良な企業であるかどうかの基準というわけではなく、他にも基準はあります。
ただ、「有休消化率」が高いと聞くといい会社なんだなぁって私は思います。
ちなみに、このコラムを掲載いただいているKCCSキャリアテックは有休消化率が高い会社です。
興味がある方は、以下のURLにある技術キャリアセミナーで、入社後の研修やお仕事など、個別に質問できますので、実際にお話を聞いてみるとよいと思います。お話を聞くことで見えることもあります。
それによって、皆さんの見識も上がると思います。興味がある方は以下をご覧の上、是非ご参加ください。
https://www.kcct.co.jp/careetec/seminar/tokyo/
それでは今日はこの辺で