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キャリテク!マガジン

コラム

好かれる新人、伸びる新人。検索上手になろう。メモ上手になろう。

こんにちは。吉政創成の吉政でございます。

社会人になったり、新しい会社に入ったりした後、多くの方が仕事で成功したいと思うだろうと思いますし、周りと仲良くやりたいと思います。性格が良くて人当たりが良くても会社は仕事をするところなので、仕事ができないままだったり、周囲に迷惑をかけるような人だとなかなか馴染まずに、その人自身は会社に居づらくなったりしますよね。

会社でうまくやるためには、チームワークを乱さず、仕事面での貢献度が上がっていくことが大事です。そこで今回は、新人さんや若手で転職したばかりの人がその会社でうまくやっていくための方法を簡単に説明します。説明を聞けば、そうだよね!と思うと思いますが、なかなか実践できていない人が多いと思います。簡単なことなので気をつけて、習慣化すると良いと思います。

まず、若手の人がよく陥る状態を説明します。これは本当によくある話なので、自分に当てはめて考えてみると良いと思います。

〈あるあるの状態〉

  • その1 先輩や仲間に聞かず、一人でうんうん考えてしまい、仕事が全然進まない状態
  • その2 自分で調べなくて、すぐに聞いてしまう状態
  • その3 同じことを何回も聞いてしまう状態

その1は会社の中の雰囲気的に質問しにくい状況で若手が自分で考えようとしてしまい、簡単な仕事なのに、ものすごく時間がかかった上に間違った内容の仕事をしてしまうことを指しています。これは本当によくあることで、こういう状況を見て先輩たちは「なんで聞いてくれないんだろう」と思いますし、「ちょっと不器用な人なんだろうな」という印象を持たれてしまいます。

その2はわからないことがあった時に、自分で調べずにすぐに先輩に聞いてしまい、先輩の仕事を止めてしまうような状態です。そういう時先輩は「ぜんぶ説明するなら自分でやったほうが早いよ。」と思ってしまうことが多いです。

聞かなければ聞かないでダメですし、聞きすぎてもダメということなので、若手の皆さんにとってみれば「聞くタイミングが難しい!」と感じると思うのですが、実は簡単なことで、先輩に質問する前にGoogle検索してみるだけでかなり状況は良くなります。そして得てして上手に検索してみるだけで解決してしまうことも割と多いです。さらに最近のGoogleは検索者の傾向を記憶するので、検索すればするだけ、検索の精度が上がるので、ジャンジャン検索した方がいいです。

ではここで、技術者として上手に検索する方法をお伝えします。

1. Googleで検索していいのが出てこなかったら、Qiitaや技術系のメディア、対象となる技術のサポートサイトで検索してみる。

Googleは技術的な内容の検索の場合、良い内容がなかなか出てこないことがあります。そういう時は技術的なことを中心的に掲載しているような、Qiitaや技術系のメディア、対象となる技術のサポートサイトで検索してみることはとても効率的です。

2. 検索する時に期間を設定する

Googleなど、主な検索サイトには検索期間を設定できます。特に技術系の検索の場合は古い情報が誤った情報になっていることも多いので、最新の内容で検索するべきです。知りたい内容の技術にバージョンが存在する場合、そのバージョンも併せて検索するとより検索精度が上がるでしょう。

3. 複数のワードで検索して、時には文章で検索してみたりする

複数ワードでの検索は皆さんもよくやってると思うのですが、その際の検索候補もチェックしてみてください。検索候補は他の方がよく検索しているワードの候補を出す方法で、より検索精度が上がります。検索候補の出し方は、検索窓で検索ワードを入力した後に半角スペースを入れると、候補が出てきます。検索ワードも名詞だけにしたり、文章にしたりしてみると違う結果が出てくるので試してみると良いと思います。

最後にメモの取り方について簡単に説明します。
世の中にはメモの取り方についてだけでも本が出ているので、いろいろな方法を知りたい人は本を買って読むのもおすすめです。本にはその分野のスペシャリストの方のノウハウが詰まっているので、興味があるものは本を買って読むのもとてもいいです。効率的に理解できると思います。機会があれば効率的な本の読み方についても紹介しますね。

さて、メモの取り方ですが、専用のメモ帳を用意して、先輩に聞いたことをまずメモします。その後、理解した内容を整理して電子ファイルに書き残します。たったそれだけのことが結構大事だったりします。聞いたことを頭にその場でインプットして、別の媒体にアウトプットするということなのですが、インプットとアウトプットをすることで、理解と記憶が増します。アウトプット先が電子ファイルだと後から検索できたりもします。

たったこれだけことなのですが、多くの若者はやってないですし、私はやってきました。私の場合は理解したことや発見したことをブログに書いて公開してました。当時、かなりの本数を書いていたので、補足の情報をコメントでいただいたり、それがきっかけで知り合う人ができたりで、良いことがたくさんありました。

今回の話をまとめると、わからないことがあれば人に聞いて仕事を進めるべきなのですが、何でもかんでも聞いていると「手間のかかる仕事ができないやつだな」と思われてしまうので、ある程度までは自分で検索して理解できるようになりましょうということです。そして一度理解したことを忘れないようにメモをとりましょうということでした。

ご参考になれば幸いです。さて、このコラムを掲載いただいている、AltXは未経験者向けに「ITエンジニアのビジネスキャリアセミナー 〜IT業界のリアルを知ろう〜」を開催しています。入社前のことから入社後までリアルな話が聞けると思います。

興味がある方は以下をご覧の上、是非ご参加ください。

https://www.kcct.co.jp/careetec/seminar/tokyo/

それでは今日はこの辺で

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