現場業務の改善累計100件を達成する「改善100活動」
- 社内行事・社内プロジェクト
モバイル事業部
(チーム活動)
当社では自分達の能力をフル活用するため、各事業部ごとに様々な取り組みを行っています。
今回は、ただ”売り上げが上がれば良い”という考えではなく、”メンバー全員で将来活躍できるエンジニアになりたい”という思いを持ち「改善100活動」という取り組みを行っているモバイル部門のみなさんにインタビューしました。
「改善100活動」とは?
当社のモバイル部門で実施している改善活動です。
お客様第一主義を貫く「メンバー全員で現場業務の改善累計100件を達成する!」を年間目標に掲げ、日々の業務だけでなく、業務改善にも積極的に取り組んでいます。
改善事例1:効率化
改善事例2:平準化
取り組みメンバーにインタビュー!
客先常駐型の企業では、お客様先によって状況が異なるため、メンバー全員が参加できるような目標を設定することは難しい場合もあります。
そんな中でもメンバー全員が取り組めるような目標を設定し、定常業務だけでなく、業務改善を行う「改善100活動」を通してメンバー同士の交流を深めることにも役立つ取り組みを実施しているみなさんに、お話を伺いました。
質問①:どうしてこの改善活動をしようと考えたのですか?
- K.J.
お客様先で業務を行っているので、当然「お客様に貢献できる目標にしたい」という思いがあります。でも、それだけではダメだと思っていて、やっぱりメンバーのみんなが楽しく、そしてできる限り負担が少ない取り組みにしたいと思ったんです。
単に「売り上げを上げる」という目標にしてしまうと、みんながみんな営業活動ができる訳ではないし、お客様によって状況も違います。
そして何より、それぞれがどう動けばよいのかが分かりにくいと思ったんです。しかも「やった人」「やらない人」のように分かれてしまうのもイヤ。この辺りを意識して検討した結果、この目標にするのがベストだと考えました。
質問②:メンバーの皆さんは、この目標を聞いたとき率直にどう思いましたか?
- O.M.
最初は客先の業務だけ一生懸命やりたいなと思ったので、乗り気ではありませんでした(笑)
- S.Y.
最初から乗り気だった人って正直あんまりいないと思います。
残業代も減っちゃいますしね(笑)
- O.M.
でも、実際に課会で先程のような思いを聞いたり、月報で他のメンバーの取り組みを見ていくうちに、日常の定常業務の中で「あの人こういう手順書作ったり、こういう方法で業務改善してたな」と、少しづつ頭に浮かぶようになって、報告も一言書くだけで良いし、自分も取り組んでみようかなという気持が湧いてきたんです。
実際チャレンジしてみたら、どう改善したら良いか困った時も、周りにいる方に相談できたので、改善できました。
- S.Y.
僕も、最初のころは業務改善という響きから”ツールを開発して工数改善!”とかを想像して「何かかっこいい事しなきゃ」と思っていたのですが、みんなの報告を見ていると、”仕様書作成しました”とかも結構あって、こういう所からで良いんだと思えて、小さなことでも貢献に繋がるんだということに気が付いてやってみようと思いました。
- K.J.
そうなんですよ。この取り組みでは改善件数とか内容の大小はあまり重要視していないんです。工数改善であれば、別に30秒でも1分でも良いと思ってます。
昨今、働き方改革が叫ばれていて、長時間働かずに品質を向上していくという流れには逆らえないですし、どんなに小さなことでも1人1人が考えてみんなで実行してチャレンジしていくことを繰り返していくと、仮に途中で挫折してしまったとしても、後々自分の糧になっていくと思うんです。なので、まずは良し悪しは気にせず、メンバーが書いてくれたことを拾いたいと思っています。
- S.Y.
良し悪しと言えば、何か無かったっけ?
- O.M.
eスポーツですか?
- S.Y.
それ!いいじゃん。業務後にサテライトオフィスでゲーム大会とかなら全然ありじゃない?
- K.J.
あり!実際他の課で忘年会も兼ねてゲーム大会したところもあるしね。
質問③:業務内容以外でも、メンバーとの交流も深めることにも役立っているんですね!他にも新しい発見はありましたか?
- O.M.
「この人ってこんなことも出来る人なんだ!」という新しい発見もありましたね。
- S.Y.
あと、あまりこういう取り組みに前向きでないと思ってた方が実際はすごく積極的な方で、口だけの人じゃなかったっていうことも分かった!(笑)
- K.J.
え、そう思ってた人もいたってこと!?みんな頑張ってるよ!
まぁ現場離れてるし、普段の仕事の仕方を見てないから勘違いしちゃったのかもしれないけど(笑)
- S.Y.
すみません(笑)
- K.J.
まぁそれ以外だと、業務改善なので、工数削減だけではなくマニュアルを作成して俗人化を解消したり、一度改善した内容をもう一度見直して改善した結果、時間的には変わらないものの、品質を向上させたという事例もあります。
この内容を一つ一つ細分化して集計をすると、期初の頃はやはり工数削減が多かったのですが、最近は平準化や品質向上、マニュアル作成や仕様策定など、段々とレベルが高いところにチャレンジしてくれているのがデータとして見えているんですよ。
こういう風に、これまでやってこなかったことにもチャレンジして、スキルアップにも繋がっているということが見えるのは嬉しいですね。
質問④:「チャレンジ」というワードが出ましたが、課全体として目指していく方向性を教えてください。
- K.J.
私たちはモバイル部門に所属しているので、全員が移動体通信に関する仕事をしていますが、大きい意味でICT(情報通信技術)と表現してしまえば、別にモバイルの枠にとらわれる必要はないと私は思っています。
なので、「モバイルの建設」とか、そういった枠の中だけで仕事をするのではなく、無線を使ったあらゆる現場で活躍していけるエンジニアを目指しても良いと思うんです。
もちろん、それぞれの目指す方向性や興味が何かによりますが、移動体通信の枠に捕らわれずに興味がある分野に携わる方々を巻き込んで、メンバー個人個人がやりたいことを広げたり、深めていくことができるような、新しいことにチャレンジができる環境を作っていきたいと思っています。
- S.Y.
じゃあ、手始めにeスポーツですかね。
- O.M.
え、そっち!?(笑)